森琴石紹介-『現今 日本名家列伝』:森琴石の伝記を追加

2015年1月10日 更新

寒中お見舞い


厳寒の折お風邪など召されませぬようご自愛ください

   今年も森琴石HPを宜しくご支援の程お願い申し上げます

 

森琴石HP…森琴石紹介:文献抜粋5【現今 日本名家列伝】の補足です

■暮~新年にかけ極めて多忙だった為、森琴石HPがおざなりになってしまいました。
■準備に手間がかからないものをと、最近入手した『現今 日本名家列伝』にある<森琴石伝>をご紹介致します。
■『現今 日本名家列伝』は明治36年10月30日に刊行されました。その半年前の明治36年4月に刊行された『第五回内国勧業博覧會審査官列傳 前編』(金港堂出版)とは内容がほぼ同じですが、『第5回内国勧業博覧会・・・・』での絵画会の名称に誤りがある等比較できると思いご紹介する事と致します。
■『現今 日本名家列伝』は、各界名士と伝記内容の充実さで他の伝記類を圧倒しています。

■森琴石の周辺では、古くは当時詳しい伝記資料が無く情報収集に苦労した「岸田吟香」や「吾妻健三郎」、最近ではやはり情報が少なかった「仙石政固」等の伝記はかなり充実している。
調査当初にこの伝記があればかなり楽であっただろうと残念に思います。

■一方、森琴石の親友「藤澤南岳」が収録されていない事に気づきました。
■『現今 日本名家列伝』の概要と「日本力行会(にほんりっこうかい」について略紹介させて頂きます。

 

『現今 日本名家列伝』
・伝記作成に30名の人員を投じる

・幾百千の名家を訪問
・半年かけ資料収集
・多困多難を乗り越え刊行


『現今 日本名家列伝』
概要
編纂  :日本力行会出版部

発行者 :島貫平太夫(日本力行会代表)
発行年 :明治36年10月30日
総頁数 :968頁
収録人数:2000人
森琴石掲載=923P

 備考巻首に叙す=島貫平太夫  序文=津村慶雄  後記=戸倉廣雅

 序文 津村慶雄                               森琴石伝(923頁)
「現今 日本名家列伝」序文  『現今日本名家列伝』森琴石伝

『現今 日本名家列伝』と伝記の下書き
伝記の内容…諸国漫遊の事、胡公寿が森琴石を「詩書画絶」と賞した記述がある事など、内容が類似する「下書き」が3点ほどあります。後日画像その他でご紹介致します。


日本力行会について
苦学生を支援育成する慈善団体

・・新渡戸稲造も支援者
・・・力行は現在も存続

■日本力行会は、牧師「嶋貫兵太夫」が東京在住青年の苦学援助を目的に東京神田に開設。地方から上京した苦学生の為、寄宿舎の提供、自活・修学の援助(学費の軽減や入学金の免除)をする慈善活動の団体。その後、米国での就学を希望する青年子女への支援と奨励に力を注ぎ、多くの青年子女の渡米を実現化させた。
■国際連盟の事務次長を務めた教育学者「新渡戸稲造」は日本力行会顧問として、この運動を積極的に支援した。
(日本力行海外協力会http://rikkokaigai.org/enkaku.htm
日本力行会についてhttp://www.gendaiza.org/aliansa/lib/1302.html など参照)


島貫平太夫(しまぬき ひょうだゆう)
1866-1912 明治時代の牧師。慶応2年7月9日生まれ。
仙台神学校(現東北学院大)在学中から押川方義(まさよし)の影響をうけ,苦学生の世話にあたる。
卒業後上京し,神田教会で伝道。明治30年日本力行(りっこう)会を創立し,苦学生の救済につくし,事業を海外移民にまでひろげた。
大正元年9月6日死去。47歳。陸奥名取郡(宮城県)出身。著作に「力行会とは何ぞや」など。
(by  コトバンク)

 

 

 

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