森琴石らの交流を記述した論文・・・中国で出版

2012年5月8日 更新

 

◆4月半ば過ぎ
国文学研究資料館 準教授の陳 捷(ちん しょう)先生より、
2010年12月上海で出版された
『出版印刷と知識の環流
16世紀以後の東アジア-』に掲載された 
陳捷先生の論文の抜刷のコピーを送って頂きました。

『出版印刷と知識の環流-16世紀以後の東アジア-』は、2010年10月末、関西大学で開催された<ICIS 第4回国際シンポジウム>で発表した研究者たちの論文を収録した学術本です。
その中,
陳 捷 (ちん しょう)先生の論文「1870~80年代における中国書画家の日本歴遊」 が収録されています。

 

 

2010年10月開催の近代印刷出版文化史を主題とする国際研討会の論文を収録。
再論馬礼遜『神天聖書』的成書過程(内田慶市)/初期的墨海書館(1843-1847)(蘇精)など26篇。

 

 

作者:関西大学文化交涉学教育研究中心(編者),出版博物館(編者))
出版社:上海人民出版社;第1版 (2011年12月28日)
叢書名: 出版博物館•研究
平装:498頁
定価: 62.00元
正文語種::簡体中文
商品尺寸: 23.8 x 16.6 x 3.4 cm

★ICIS第4回国際シンポジウム
「出版文化と知識の還流―16世紀以後の東アジア―」
  日時:2010年10月30日、31日
   会場:関西大学 以文館 4階 セミナーペース
   
主催:関西大学文化交渉学教育研究拠点(ICIS
   
後援:上海新聞出版局博物館
            中国・香港・台湾・シンガポール・日本・ドイツ・ノルウェー等の第一線で活躍する 
    総勢30余名の研究者らによる学術発表と活発な議論が交わされました
    
10月30日
 
  開会の辞 

   Ⅰ基調報告 Ⅱ基調報告 Ⅲ 研究発表5名 総合討論 Ⅳ 研究発表5名 総合討論
    
10月31日  
 
  Ⅴ 研究発表3名 総合討論 Ⅵ 研究発表4名(4人目が陳捷先生) 総合討論

   Ⅶ 研究発表 4名 総合討論 Ⅷ 研究発表5名 総合討論
 
  特別招聘コメンテイター
 
  閉会の辞

●シンポジウムは全て中国語で交わされたそうです(通訳あり)。
●陳先生の論文発表は好評で、森琴石についてもかなり興味を持たれたそうです。
●書誌の内容は下方にしめしています。中国のサイト”多方觀照” からコピーさせて頂きました。
●中国簡体字で 
  印刷出版與知識環流:十六世紀以後的東亞
  又は
  「十九世纪书七十、八十年代 中国书画家的日本游历」
   等でご検索頂きますと、中国での出版情報が幾つか出てきますのでご覧下さい。

★森琴石の名が、この分野での一級の研究者の方々に知られる事になりました。
非常に喜ばしい事です。

★上で発表された論文は
2007年「台湾中央研究院近代研究所」で発表された論文です
当ブログ内「中国近代絵画と日本」展 の最後の<メモ>で書いていますが、
20099月『中国──社会と文化』第24号(中国社会文化学会』 で、
陳 捷(ちん しょう)先生が、「1870~80年代における中国書画家の日本遊歴について」と題し、
その中で
かなりの割合を占めて<森琴石と中国文人との交流>について記述されています。

●論文は、2007年台湾中央研究院近代研究所において開かれたワークショップ「中国近現代美術体制の発展における日本の役割」で発表した論文に加筆されたもの。

中国──社会と文化』第24号の論文は、英語版でも出版される計画があるとも聞きましたが(カナダか?)、詳細は不明。

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多方觀照  より

【新書介紹】
印刷出版與知識環流十六世紀以後的東亞』
關西大學文化交涉學教育研究中心、出版博物館編,上海人民出版社,2011。

【簡介】
本書是日本關西大學召開的由關西大學文化交涉學教育研究中心(ICIS)、出版博物館聯合舉辦的第三屆出版史國際學術會議的成果續集。書中收入的成果分別圍繞“出版文獻與文化交流”、“西學東漸與中國出版”、“語言接觸與文獻翻譯”、“東亞的出版文化交流”四大主題,突破中國疆域,在整個東亞視域中討論16世紀以來的歐、中、日之間的知識環流、書籍流通、翻譯出版、語言演化等問題進行學術交流。

【目錄】
周振鶴:印刷出版史上的近代文獻述略(代序)
出版文獻與文化交流
內田慶市:再論馬禮遜《神天聖書》的成書過程
張西平:國外對明末清初天主教中文文獻的收集和整理
高晞:《中國海關醫學報告》研究
章宏偉:《舶載書目》與中日書籍交流——基於佛教書目的研究
張仲明:古騰堡在近代中國——以西洋史著作為中心
幸德勇:石刻拓印地圖在宋代的興起與傳播——以阜昌石刻《禹跡圖》和《華夷圖》為中心
陳正宏:越南漢籍裡的中國代刻本
關詩珮:英國倫敦國王學院(King’s College, London)首任漢學教授費倫(Samuel Turner Fearon)——兼論斯當東(Sir George Thomas Staunton)贊助人的角色
西學東漸與中國出版
蘇精:初期的墨海書館(1843—1847)
李曉傑:《印中搜聞》及其有關中國的報導
馮錦榮:約翰•勞理•馬蒂爾(John L. Mateer,1848—1900)與上海美華書館
司佳:基督教女性三字經體佈道文本初探——以《訓女三字經》為例
鄒正環:大同譯書局及其刊行的史學譯著
安敬齋:滬上珂羅版第一人
仁丹的傳播學故事
中西知識交匯與普及的樣本——民國初期“日用百科全書”的特徵與價值
清末政教論與宗法社會的史學語境
語言接觸與文獻翻譯
“不通文移”:近代中英交往的語言問題
從漢譯《萬國公法》到和譯《國際法》——漢語概念在日語中的形成和轉換
麥加締(Divie B. McCartee)《平安通書》及其中之漢語新詞
中國的科學譯名之爭——同文館與江南製造局翻譯館關於中國科學術語翻譯的爭議
近代關鍵字與近代觀念史
東亞的出版文化交流
十九世紀七十、八十年代中國書畫家的日本遊歷・・・・陳 捷先生
幕末明治真宗僧的漢籍受容——以松本白華和北方心泉為例
寫真、觀看與鑒定——從《質問本草》看十八一十九世紀東亞的博物學交流
日據時期上海版圖書流播韓國研究(1909—1945)
會議總結

 

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